知らぬが仏の自動車研磨

 自動車研磨をお願いする時、細かくカウンセリングされるかされないか。
大阪府柏原市で顧客満足度をとことん追求したコーティング専門店をオープンし
早2か月。またもや業界の闇を見てしまったような事例を記します。

皆さんがコーティングを依頼する時「綺麗にしといて~」とか
「何がどう違うんですか?」と細かくお尋ねくださる方まで
様々だと思います。

 ご依頼を受け、お客様が知るべき事はこちらの専門店の視点、観点から必ずご報告いたします

 なぜにこのような当たり前の事を強調するかといいますと、施工内容を伝えずに結果重視の仕事がまだまだ
まかり通っているからです。実は今回当店へご依頼があった車両には鏡面仕上げが施されていて、ルーフを除
いてペーパーがけされていたのです。塗装膜厚は本来130μmほどあるのがなんと95~100μmほど。バックドアは
失敗したのか再塗装されていました。当店のライトで確認すれば一目瞭然」でした。初見で傷だらけなのにどこか綺麗に見え、最近の輸入車は塗装技術の進化がすごいなと思ったのは思いっきり勘違いで、違和感は正解でした。

 
そうなると大変です。「サクッと磨いてくれたら」と始めた作業は一気に様相を変え、薄氷の上を歩くが如く
慎重に慎重を重ねる進捗の遅い作業に。これがもし膜厚計を持たない、測らない施工店だったら間違いなく事故
案件になっていたと予想します。水無しでダイレクトに拭きあげられたであろうボディはステンレスヘアライン
仕上げ。時短を考えヘビーカットでゴリゴリとさらってしまえばクリアは崩壊。色が変わり、0.001ミリほどの
コーティング膜に艶を委ねる事になります。
 そしてそれを途中で気づいてオーナー様に伝えて追加料金を求めたり、部分再塗装になったりで誰も良い思いを
しません。オーナー様に伝えるとやはりご存じなく、知っておくべき鏡面仕上げの危険性が隠されたままでした。
僕自身鏡面仕上げを否定はしません。お勧めもしません。クリア再塗装前提で下地処理してくれと言うのなら喜んで
させていただきますが。異質の煌びやかさが手に入るのでお求めの方はどうぞ。と思います。
また、研磨する時には磨き代が無くなる事を「施工側がつたえているかどうか」だけです。 そのオーナー様が売却時に
買取店に伝えても次の購入者に知らされる可能性は極めて低く、個人的には外れくじを引いた気になるかも知れません。

今回は予定外の「鬼の磨き」で難を逃れるどころか、鏡面仕上げを活かした上でさらにランクアップした状態へと
昇華できました。普通の予算では30万円弱ほどかかる予算の1/3ほどで済みましたからそこは結果オーライで良いと
思います。当店も、気持ちとコストの限界を突破し今後のために非常に勉強になりました。
 そう思えば報酬をもらえたのですから磨きの神様に感謝せねばなりません。いるかどうかは知りませんけど(笑)

透明感のある作業、磨きとは?なんて疑問がおありでしたら、30年間でユーザーとして、酸いも甘いも苦いも痛いも
味わってきた店主が超クリアな作業とお客様の求める最適解をご提案します。
ドライブがてら遊びに来てもらえたら最高です。愛車自慢を聞くのも趣味な店主がお待ちしています。