「だから来たんです」

先日、お客様とお話ししていた時のこと。 当店では、お引き渡しの際に必ず「どうやって当店をお知りになりましたか?」とお聞きしています。 最近では、AI検索をきっかけにご来店いただく方もいらっしゃいます。 一方で、ご自身でじっくりリサーチを重ね、当店を見つけてくださる方もいらっしゃいます。 今回のお客様は、後者でした。 インスタグラムもされておらず、ご自身でいろいろと調べたうえで、直接お電話をくださった方です。 そのお客様は「けっこう調べた」とおっしゃり、ありがとうございます!となったのですが、 その時、ハッとする一言がありました。 「売るためのホームページではない感じがしました」と。 そのお客様は普段、いろんな方とお会いになり、僕なんかが想像できないぐらいのビジネスシーンを経験されている方です。 そんな方からそう言われ、正直、 「えっ? まずい、作り直しも必要かな?」 と思いました。 ところが、お客様は続けて、 「だから来たんです」 「職人感しか感じなかった。そういうお店を探していた」と。 直接電話をして、僕の声を聞いて判断されたことも含め、いったい何を感じ取ってくださったのだろう。 笑顔で「ありがとうございます」とお返しするのが精一杯でした。 正直、泣きそうでした。 そう、嬉し泣きです。 30年、職人として生きてきて、夢だったディテーリングショップを始めていただいたお言葉。 しかも、そのお客様が来られたのは、奇しくもオープンからちょうど一年の日でした。 まるで、磨きの神様が遣わした使者のよう。 すべてのお客様とは、何かしらのご縁があるからこそ知り合えて、頼っていただき、作業をさせてもらえる。 AI検索でSiMASSEを見つけてくださる方もいれば、ご自身で時間をかけて調べ、電話で話し、判断してくださる方もいる。 たどり着くまでの道のりは違っても、数多あるコーティング店の中からSiMASSEを選んでいただける。 ハッキリ言って、コーティングの違いは、まったく同じ条件で比較することができません。 だからこそ、施工後の判断だけではわからない部分もあります。 それなのに、当店を信じて、大切なお車を預けてくださる。 すべては偶然の産物なのかもしれません。 でも、その一つひとつの出会いには、何かしらのご縁があるのだと思います。 そんな奇跡のようなご縁を、これからもとても、とても大切にしていきたい。 そう思った、オープン一周年のSiMASSEでした。 これからも大好きな大阪、柏原で頑張ります。 2年目のシマッセにご期待ください。